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戻る バカな子かわいい! -- (名無しさん) 2011-12-10 19 23 30 ほのぼのっすなぁ 良かったです -- (名無しさん) 2011-12-10 20 35 12 いくらなんでも純かわいそう… 憂やさしいなあ -- (匿名希望) 2011-12-10 20 37 29 いいんじゃないか? まぁ、あんまり順位付けとかは好きじゃないが -- (名無しさん) 2011-12-10 20 44 55 題材難しいから大変だけど、ちゃんとまとめてて凄いわ ただ、意外性の欠片もない。だから、ほのぼのなんだろうけど… -- (名無しさん) 2011-12-10 20 47 58 まあ、だいたい予想通りというかテンプレ通りだったな。 伝えていかなきゃ……純ちゃんの魅力と可能性を。 -- (名無しさん) 2011-12-10 21 28 04 胸糞じゃないぶんマシだけど… -- (名無しさん) 2011-12-10 21 59 10 確かに順位付けってあんまり好きじゃないなあ。 あと、スレタイにけいおん部って書いてあるのに、それ以外のキャラが対象になるっておかしくないか? -- (名無しさん) 2011-12-10 23 30 18 心が落ち着くねぇ -- (名無しさん) 2011-12-10 23 40 56 純は優秀な所が取り柄なわけじゃないしな 純の自由な所とか個人的に大好きだ -- (名無しさん) 2011-12-11 06 25 37 作者が純ちゃん大好きなのは分かった -- (名無しさん) 2011-12-11 15 55 29 マジで癒されたなぁ。 読んでてニヤニヤしちゃったよw -- (名無しさん) 2011-12-12 00 31 29 ランキングなどと荒みそうな内容で、かくもほのぼのと仕上げたのは見事の一言に尽きる。 見てて楽しかったよ!ありがとう。 -- (名無しさん) 2011-12-12 14 48 21 唯のコメがかわいかったw でも澪は自分を9位にしそう -- (名無しさん) 2011-12-12 20 47 31 俺的には…紬、唯、憂、梓、律、和、澪、純、さわ子…の順になるけど、みんな好きだな‼ -- (あずにゃん) 2011-12-12 23 23 46 十分胸糞、書いた奴は唯が最下位だと思ってるのは明白 ランキングが高くても梓や和や律辺りが微妙に貶してる だったら小細工はせずにはっきり低さを表した方が好感触だろ -- (名無しさん) 2011-12-13 10 10 47 好きなキャラ=優秀 じゃないもんな... んー、そう考えるとランキングつけるの難しそうだなw ちょっと違和感あったのは澪は自分最下位にしてそうだが… -- (名無しさん) 2011-12-14 00 14 15 ケアが万全なのは認めるけど、このメンツで純ちゃんを混ぜる必要はあったのかと。 個々の関係性を考えると、部員5人+さわちゃんくらいが平等だったのでは。 -- (15) 2011-12-14 14 35 25 ほのぼのも癒されもしねえよ 最低最悪の企画だろ こんな格付けは絶対やるべきじゃない -- (名無しさん) 2011-12-15 09 53 27 ムギと憂だけまともだったと つーかこの面子で純ちゃんを入れるのは酷だと思うが -- (名無しさん) 2011-12-16 20 48 30 「けいおん部で」 なんだからランキング付けしたいなら部員以外の3人(+顧問)でランキングを付ければいいのに。 -- (真・けいおん厩) 2011-12-16 22 29 11 SSちゃんと読めよ -- (名無しさん) 2011-12-16 22 33 59 読者の狭量さが露呈されるSS -- (名無しさん) 2012-01-04 14 25 49 SSは最高だった! でもコメント欄は最低だった! -- (名無しさん) 2012-01-12 05 24 30 純は、笑い的においしいんじゃないか? SSなんだから、もっと気楽に読みなよ -- (名無しさん) 2012-01-12 15 23 26 このssいろんなまとめに載ってたね それが気に入らないんじゃない? ss自体は凄く良かった。名作だね -- (名無しさん) 2012-01-17 18 35 20 私的には澪 律 憂 和 唯 紬 純 梓 さわ子かな? -- (アクティブ) 2012-02-15 15 56 58 おもしろい(^ ^) こういう企画はssならではって感じするわ 憂はやっぱり良い子だね -- (名無し) 2012-03-05 13 34 43 それぞれがらしくっていいんじゃない。 ほのぼの名作だと思うけど。 -- (名無しさん) 2012-06-04 01 24 30 優秀さって一つの尺度じゃ測れないからねぇ 良い作品でした。 -- (名無しさん) 2012-06-13 23 55 11 優秀度で考えると憂 紬 和 さ 澪 梓 律 唯 純 ! ちなみに好き度は律 澪 和 梓 純 紬 唯 憂 さ ! 純ちゃんは難しいですね。面白いSSでした。 -- (名無しさん) 2012-09-15 02 29 57 唯は梓をもっと上にしそうだけどなw ほのぼのして良かった -- (名無しさん) 2012-09-15 04 18 18 優秀度だけなら↓×4の人の通りかもな。だけどそれぞれ良い所もダメな所もあるから、順位なんて意味ないよ! -- (名無しさん) 2012-09-16 10 57 05 自分の中の順位は 1さわちゃん 2和 3澪 4紬 5憂 6梓 7律 8唯 9純 -- (名無しさん) 2013-02-03 20 09 47 ↓×4が憂が大嫌いというのがよく分かったw 因みに俺もwあと唯梓が大好きですヾ(^▽^)ノ -- (名無しさん) 2013-02-03 23 23 53 みんな一位でいいやん! -- (通りすがり) 2013-02-07 12 48 26 好きな準備は 律、澪、梓、憂、唯、紬、純、さわちゃん かな -- (名無しさん) 2013-02-07 19 19 15 今更順位づけなどせずに、↓2の言うとおりみんな1番でいいのでは。 -- (名無しさん) 2013-02-07 23 46 37 ↓順位は皆心の中でつけてるでしょ いいから順位言ってごらん、ほんのちょっぴり他より好き、可愛いと思ったらそれは順位がつけられた証なんだからさ -- (名無しさん) 2013-02-08 06 45 49 コメ欄最低とかほざく方が最低だよ。(笑) -- (名無しさん) 2013-07-15 12 31 03 下の奴らってクソだな特に唯梓厨 唯梓厨が唯梓が好き~なんて言っといて「梓」だけが好きってはっきりしたわ -- (名無しさん) 2013-07-15 13 11 39 こういうほのぼのの内容で揉めることこそクソ。 -- (名無しさん) 2013-07-15 19 40 32 まぁまぁ落ち着きましょう -- (名無しさん) 2013-07-15 19 58 19 優劣つけててほのぼのとは好きなキャラの順位高くて良かったね -- (名無しさん) 2013-07-21 09 34 41 みんな好きっていうことは誰も好きじゃないことだって誰かが言ってた -- (名無しさん) 2013-10-28 23 29 05 好きの優劣はあるけど、嫌いは無い。 -- (名無しさん) 2013-10-28 23 53 18 コメが一時期荒れてたけど、俺は好きなSS。 読んでても別に不快さは感じないし、それぞれのキャラが考えそうだなと思うだけ。 -- (名無しさん) 2014-01-03 01 01 16 僕も好きです。 不快というより愉快。 皆が可愛いです。 -- (名無しさん) 2014-04-28 00 15 05 キャラに順位を付けるSSなんて殺伐としそうだけど、全員を可愛く描けているのはすごい。 順位に関わらず、魅力では誰もが1位になれるけいおん!ならではだと思う。 -- (名無しさん) 2014-05-27 07 34 10 同感。 それぞれの可愛さを発揮できてる稀有なSS。 -- (名無しさん) 2014-08-29 22 58 42 酷評されてる理由がピンと来ないね。 キャラごとのセリフ回しやリアクションもらしくていいし、 ほのぼのらしいほのぼのだ。 -- (名無しさん) 2014-09-07 21 33 38 純が不憫すぐる -- (名無しさん) 2014-09-09 18 17 25 純ちゃんはここじゃあ同期を除いてアウェイだからね。 憂がフォローしてるのがいいね。 -- (名無しさん) 2014-11-16 20 45 46 可愛い話で、割と好きだな。 -- (名無しさん) 2015-01-13 11 50 44 可愛いの一言。 安心できるな、これは。 -- (名無しさん) 2015-08-30 20 33 32 順位にこだわらず、みんなのリアクションや話の筋を読めば素直に楽しめる良作だ。 -- (名無しさん) 2015-12-13 22 56 00 普通にかわいいよな。 -- (名無しさん) 2015-12-27 22 16 08 優秀さってのは相対評価だからねぇ。 中身は好きだ。 -- (名無しさん) 2016-09-16 22 22 35 実際ありそうだし原作寄りっぽいな。けど澪は確かに自分最下位にしそう。自分に自信が持てないタイプの恥ずかしがりだし。 -- (名無しさん) 2017-03-26 23 26 25 やっぱり憂ちゃんは完璧超人(´Д` ) ぜひ嫁に欲しいな(´Д` ) それにしてもこんなに素晴らしいSSなのにコメ欄が荒れるなんて… -- (名無しさん) 2017-03-28 00 31 22
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Top 用語一覧 真・けいおん厨 真・けいおん厨 百合ノートに出現する、名前のついた読み手の一人。 2010年秋ごろからコメント欄に姿を現すようになった。 自分を飾らずに、思いのままに残すコメントやそのキャラクターは、多くの人の目に留まった。 現在ではそれほど姿を現すことは無くなったが、彼のことやその発言は、未だに人々の記憶に刻まれている。
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紬「唯ちゃんケーキよ、あーん♪」 唯「んぐんぐ…うまいっ!」 澪「はは、二人とも仲いいなー」 律「お、なんなら私もやってやろうか澪ー?」 澪「ば、ばか!…あれ、どうした梓?そんな恐い目して」 梓「…なんでも!」 …とは言ったものの、ただいまわたくし中野梓は大変ムカついております。その原因は… 唯「ムギちゃん、もう一口~♪」 紬「あらあら、唯ちゃんたらぁ♪はい、あーん」 唯「ん~♪」 このだらしなく鼻の下を伸ばしてケーキを頬張る平沢唯先輩である。 以前の私ならしょうがない先輩だなぁ、とあきれる程度で流していただろうけど今はそういうわけにはいかない。 なぜなら私と唯先輩はラブラブなお付き合いをしているから!(自分で言うのもなんだけど) なのにこの人は…!! 梓「唯先輩!」 唯「ほ?なあにあずにゃん」 梓「…ちょっと顔貸してください」ガシッ 唯「え?な、なに?なんなの?」 梓「いいから!」 私は唯先輩の首根っこを掴むと、部室の外まで引っ張っていった。 その間、律先輩にケーキを食べさせてもらっている澪先輩と目が合うが、特に気にはしない。 澪「ちょ、梓!そんな目で見ないでくれ!私はただ…」 バタン 梓「…さて」 唯「ねぇあずにゃん、なんの用?まだケーキが…」 梓「…そんなにムギ先輩に食べさせてもらうのがうれしいですか?」 唯「え?な、なにを…」 梓「とぼけないでください!あんなにデレデレしちゃって!唯先輩、あなたムギ先輩に浮気してましたね!」 唯「ち、違うよ!あれはケーキがおいしかったから…」 梓「言い訳は聞きたくないです!私というものがありながら年増の色香に惑わされるだなんて最低!」 唯「う、うぅ…」 唯先輩は申し訳なさそうにうつむくけど、これも二人の輝ける未来のため。心は痛むけど許して! …あと年増発言すいませんムギ先輩。 唯「…ごめんなさい、もうしません」 梓「わかってくれればいいんです。これからは気をつけてくださいね」 唯「じゃあ戻ってケーキを…」 梓「ちょっと待った!まさかそれだけで許されるとでも?」 唯「え?今いいんですって…」 梓「口だけならなんとでも言えます!ここはきちんと行動で示してください…んー…」 唯「行動?ってなにをするの?」 梓「……」 はぁ、この人はまったく鈍感だ。せっかく私が恥を忍んで唇を突き出しているのに! 私は強引に先輩の顔を押さえつけると、そのまま―― チュッ… 唯「わ、あ、あずにゃん?な、なな…」 梓「いいですね、今後ああいうことがあったら即効でこれですから!…ちゃんと私のことだけ見ててくださいよ?」 唯「…うん」 少し照れた様子の唯先輩も非常にかわいい…しかしそれだけでは許せない。 梓「先輩、戻りますよ」ガシッ 唯「え?」 私は再び先輩の首根っこを掴むと、そのまま部室の席に戻った。その間、律先輩にケーキを食べさせてあげている澪先輩と目が合うが、特に気にしない。 澪「ちょ、梓!そんな目で見ないでくれ!私はただ…」 カチャ… 梓「さて…」 唯「あずにゃん、ケーキのお皿なんて持ってなにするの?」 梓「口開けてください唯先輩」 唯「あーん…もが」 私はケーキを先輩の口に突っ込んだ。そう、ムギ先輩がしたことを唯先輩にしてあげるのだ。 これで万事OKのはず。 梓「先輩、おいしい?」 唯「…うん♪おいしいっ!」 梓「ムギ先輩の時と、どっちがおいしい?」 唯「…あずにゃん」 梓「そうですか♪ふふふ、いっぱい食べさせてあげますからね♪」唯「うん♪」 紬「うふふ…今日のティータイムはvery sweet…」 おわり 全ては百合女神様の掌の上だったか…… -- (名無しさん) 2010-07-12 22 24 18 澪が可愛すぎる/// -- (名無しさん) 2010-07-16 15 49 06 全ては百合女神様の作戦!! -- (名無しさん) 2010-08-28 21 04 09 流石、策士百合女神! -- (名無しさん) 2012-03-09 22 39 14 百合女神の策略ここに極まれり -- (あずにゃんラブ) 2013-01-21 02 13 15 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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1 ※ネタばれ?・メタあり 2012/05/10 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336581712/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る けいおんを見たければ豊郷小学校に行こう! -- (名無しさん) 2014-09-26 08 44 53 僕はまだSSを読み続けるよ。 そして、けいおんよ、永遠なれ! -- (とある輝夜の百合ノート) 2014-09-25 23 14 26 まぁその中でもこれはというのはちょこちょこあると思うので、見続けたいと思います。 -- (名無しさん) 2014-09-23 01 03 40 今はけいおんが好きだからSS書いてるっつーか、菫ノートの為に書いてる奴が大半なんだろうなと思う 数が少ないから乱造させて菫ノートのモチベーションを下げないために -- (名無しさん) 2014-09-21 17 56 12 したらば組よりツイッター組の方が臭い -- (名無しさん) 2014-05-01 08 20 02 そう考えたらアイマス関連は息が長いな モバマスやらなんやらあるけども、けいおんSSが09年から始まったのなら、アイマスSSはけいおん以前から存在したし -- (名無しさん) 2013-12-12 10 23 02 さあまた過去の作品巡りをしようかね。 -- (通りすがり) 2013-09-24 12 35 24 自己顕示欲が異常に強い連中ばっかだったし、何より作者の汚い部分が露呈しまくりでした -- (名無しさん) 2013-09-24 01 50 38 後は脳内にて補完せよ! 二次創作はその為にあるんやで! -- (名無しさん) 2013-03-25 09 00 19 けいおん好きというよりけいおんSSに見切りをつける為に書いたんじゃないの ↓↓昔落ち目のジャンルを笑ったとか流行りのジャンルのゴロといっしょくたにされたくないね -- (名無しさん) 2012-07-06 07 57 15
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唯「ムギちゃん、外国旅行からお帰りなさい~。楽しかった?」 ムギ「ただいま~。楽しかったわよー、とっても涼しくて」 唯「いいなぁ。ムギちゃんが遊びに行ってたのって、どこだっけ? 確かヨーロッパの北の方の」 ムギ「うん、スオムスよ」 唯「えっ?」 ムギ「えっ?」 唯「あの、ごめん、スオムスって何? わたし聞いたことない」 ムギ「えっと、行く前に言ってなかったかしら?」 澪「確かに、ヨーロッパの中ではちょっと馴染みがない国かもしれないな」 律「そうだな。ヨーロッパっていえば、ブリタニアとかガリアとかカールスラントのほうが有名だし。」 唯「えっ?」 律「えっ?」 唯「あの、ごめん。りっちゃん、私それもよくわからない」 律「……おい、ブリタニアやガリアぐらい常識だろ」 澪「そうだぞ、ガリアのエッフェル塔とか、唯だってテレビで見たことあるんじゃないのか?」 唯「エッフェル塔? それってパリの?」 澪「うん」 唯「パリはフランスの首都じゃないの?」 ムギ「フランス?」 律「フランスって何だ? パリはガリアの首都だぞ」 唯「えっ?」 律「えっ?」 梓「すみません、掃除当番で遅くなりました~」 唯「おかしい、みんなおかしいんだよ!! 助けてあずにゃん!!」 梓「どうしたんですか? 唯先輩、大騒ぎして」 唯「だってなんだかヘンなんだよ、みんなが……ってあずにゃんどうして、スカートを履いていないの?」 梓「スカート?」 唯「そ、そうだよ。そんな白いパンツが丸見えの……」 梓「ぱ、パンツじゃありません!! これはズボンです!!」 唯「いや、どうみてもこれパンツだよ!! クマさんプリントのパンツ丸見えで、あずにゃん恥ずかしいよ!!」 梓「パ、パンツじゃないから、恥ずかしくないもん!!」 … 唯「・・・というわけで、私もスカートを脱いでみました。まだスゥスゥする~~」 澪「いや、それが普通だから」 唯「そういえば、澪ちゃん、水色縞々のパンツが丸見えだね」 澪「だからこれはズボン!! ズボンって言ったらズボンなんだ!!」 唯「うーん。(やっぱりパンツに見えるんだけど)」 澪「ホントにこれはズボンなんだ……ズボン……」 唯「そういえば、りっちゃん、進路票書いた~~~?」 律「ああ、みんなと同じ、魔女志望だぞ。唯もそうだろ?」 唯「そういえば、テレビで日本の魔女が活躍する昔の映画を見たことあるような」 律「日本じゃなくて、扶桑な」 ムギ「きっとそれ、穴拭少尉が活躍する『扶桑海の閃光』っていう映画ね」 梓「それで次の日、わたしも魔女になりたい!って唯先輩が大騒ぎしたんですよね」 唯「そういわれれば、そうだったような気も……」 唯「なんだかこの格好したら、俄然みんなのおっぱいをモミモミしたくなってきました!!」 澪「うわぁ~~、いきなり私の乳を揉むなーー!」 唯「はっ、ということは、今、生徒会室に行けば、和ちゃんもパンツ丸出しなの?!」 澪「いや、だからそれはズボン……」 律「いつもおかしなやつだとは思っていたが、今日の唯は一段とヘンだなぁ」 ムギ「でも、そんな唯ちゃんもかわいい~~」 唯「これは観に行かなければ!! ほら、みんなも一緒に生徒会室に行くよっ、あずにゃんが先頭!!」 梓「な、なんで私が先頭なんですか!(何かおしりのあたりに視線が突き刺さるような・・・)」 唯「(やっぱり、クマさんプリントのパンツだ……パンツだよね、これ……)」 生徒会室 唯「やっほー、のどかちゃん!!」 和「あら唯。軽音部そろってなんて珍しいわね。何か用?」 唯「じ~~~~っ」 和「な、なんなの。私のズボンに何か付いてる?」 唯「今日の和ちゃんのズボン、ピンクのレース地で、ちょっとエッチだね!!」 和「???」 澪「ごめんな、和。唯のやつ、今日は少しヘンなんだ」 律「いや、いつもだろ」 梓「すみません、お邪魔します」 唯「とりあえず、ちょっと足を開いて……その足と足の間をもっと突き出すようにしてくれないかな、和ちゃん」 和「えっ、なんでそんなこと……恥ずかしいじゃない・・・」 唯「パンツじゃないから、恥ずかしくないはずでしょう!! 和ちゃん!!」 ムギ(おお~~グッジョブです、唯ちゃん!!) 和「いや、確かにズボンは恥ずかしくないけど……唯の視線がイヤラしいというか……」 唯「とりあえず、ガバッと和ちゃんの足と足を開いてっと……うわっ、まぶしっ!! 何なのこの突然の逆光は!!」 律「いや、いきなりそんなことすれば普通、逆光は発生するだろ」 澪「常識だな」 梓「反省してください、唯先輩」 唯「ああーー肝心なところが何も見えないぃ~~。で、でも、どこからこんな光が差し込んでいるの…? なんだかヘンだよ、これ……」 ムギ(唯ちゃん、その光は私たちの最大の敵なの。でもがんばって唯ちゃん。あなたならきっと乗り越えられるわ!) 唯「この逆光ってどんなときにも発生するの?」 澪「基本的には、ズボンを舐めるように凝視したりすると、発生する」 律「澪と、家で取っ組み合いとかをやっていると、しょっちゅうだな」 梓「なんでそんなことやってるんですか(呆れ)」 律「だって魔女になるためには、空中で格闘戦とかやらなくちゃいけないじゃん? だから、澪とがっぷり四つに組んで、澪の頭がアタシの股間に、アタシの頭が澪の股間に」 澪「///」 律「いや、これただの訓練だから。澪も顔赤くするな、ん?」 和「結論から言うと、物理的にはまだ解明されていない現象なの」 唯「うーん、大人の事情ってやつなのかねー」 ムギ(それです!唯ちゃん でも唯ちゃんはいつまでも純真な子どもの心でそれを突破してほしいの!) 唯「わたし、魔女じゃなくて、この逆光現象の研究者さんになろうかなぁ~~」 律「研究者!?」 澪「相変わらず、出し抜けだなぁ。唯、お前勉強嫌いじゃないのか」 唯「でも、魔女になるのだって勉強がいるんでしょ? それにこの現象はどうしても納得がいかないんだ。不自然だよ、股間にだけ逆光だなんて」 ムギ(その通りよ、唯ちゃん!!) 梓(ムギ先輩・・・?) 唯「みんなだってこんなの困るでしょう!? いつでも股間に逆光だなんて」 澪「いや、恥ずかしくないからいいんだけど……学祭のステージで転んだ時も、このズボンを隠してくれたし」 唯「えっ、あれ、ちゃんとみんなに目撃されてないの?!」 澪「あ……う、うん(なんだこの唯のおかしなテンションは!?)」 唯「でもそしたら、澪ちゃんの縞パン、いやさ、縞ズボンを、曽我部先輩はちゃんと写真に取れないから、澪ちゃんファンクラブが……ぶつぶつ……はっ!? の、のどかちゃん!! 澪ちゃんファンクラブはどうなったの!?」 和「……み、澪ちゃんファンクラブ? ……何それ……初めて聞く名前だけど?」 澪「いきなり、お前は何を言い出しているんだ、唯」 唯「やっぱり……澪ちゃんが転んでも逆光が発生したから、この世界では曽我部先輩が澪ちゃんにもはまらず、澪ちゃんのファンクラブも出来ず、和ちゃんが会長を継ぐこともなかったんだ…… 歴史が変わってしまった!!! どうしよう!!」 ムギ「つまり、唯ちゃんが元居た世界では、ズボンはパンツと呼ばれていて、みんながそれを晒すのを恥ずかしく思ってスカートで隠していて、でも逆光は発生しない世界なのね」 唯「そう、そうなんだよ!! で、私は元居た世界に戻らなければならない! ムギちゃんに協力してほしいの!」 ムギ「そうすると、この現象は2つ考えられるわね。唯ちゃんが元居た世界から、この逆光世界に来てしまったのか。それとも、世界自体が変質してしまったのか」 唯「……ごくり」 ムギ「でも仮に後者だとして、私は今のこの世界を気に入っているとしたら、唯ちゃんに協力する必要はないと思わない? みすみすこの楽園のような世界を手放すことに協力するだなんて」 唯「それは嘘だよ、ムギちゃん! ムギちゃんは本当はそんなこと、思ってないっ!」 ムギ「……えっ」 唯「この世界ではムギちゃん、いつも蚊帳の外じゃない。女の子たちのえっちな姿が見放題だけど、ムギちゃんそれにかまけてばかりで、みんなと本当の意味で仲良くしてない。ムギちゃん、なんだか、とっても寂しそうだったよ」 ムギ「唯ちゃん…」 唯「私、みんながちゃんとムギちゃんも含めて友達していた世界に戻りたい。……それに、『秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず』だよ。おっぴろげたズボンよりも、隠してるパンツの方がえっちだよ!!」 ムギ「風姿花伝!?(唯ちゃん、恐ろしい子……でも……彼女の言うとおりだわ、隠してこそのパンツ、じゃなくて、ズボンだわ……)」 ムギ「分かったわ、唯ちゃんに全面的に協力する!」 唯「ホント!? ムギちゃん?! ありがとう、だいすき!!」 ムギ「うん。 まずはあの邪魔な逆光をなんとかしましょう。あの逆光こそが元の世界との最大の相違。特異点ともいうべき存在だわ」 唯「でもそうは言ったものの、どうすれば逆光を消すことができるの? 全然見当もつかないよ」 ムギ「……実は私に一つの推論があるの。このビデオを見て頂戴」 唯「1年の学園祭の時のビデオ?」 ムギ「例の、澪ちゃんスッテンコロリンの学園祭ライブのビデオよ」 唯「おぉ~~ ムギちゃん秘蔵のお宝ビデオですな」 ムギ「そのはずだったんだけど……(しょんぼり)」 唯「ん? ムギちゃん元気ないね」 ムギ「と、とにかく見てみましょう」 ビデオ視聴中 唯「あ、澪ちゃんが転んだ場面。……こ、これは」 ムギ「そう、逆光が発生しているでしょ?」 唯「つ、つまり」 ムギ「そう、逆光現象は、肉眼だけでなく、カメラ越しでも発動する。ということは、ビデオにも発生する現象ということなのよ」 唯「おおぅ、なるほどぉぉぉ……で?」 ムギ「そこがきっと突破口になるわ」 ムギ「そう。ええ、お父様にお願いして、連絡していただいて。ええ、後でそちらにビデオを送りますので」 ムギ「私の推論が正しければ、あとは、結果を待つだけ……唯ちゃん、もう少しだけ待ってね」 唯「う、うん……」 一週間後 ムギ「唯ちゃん、お待たせしたわね。例のビデオが戻ってきたわ。これできっと元の世界に戻れるはず」 唯「おぉぉーー ありがとう、ムギちゃん!!(感涙)」 ムギ「嬉しそうね、唯ちゃん」 唯「だって、この一週間というもの、パンツパンツパンツ…どこに出かけても、若い女の子のパンツだらけで、頭がおかしくなりそうだったよ」 ムギ「私は、少しだけ残念……もう見納めなのね」 唯「ムギちゃん?」 ムギ「だ、大丈夫よ、唯ちゃん。必ずあなたを元の世界に戻してあげる」 唯「う、うん。有難う!」 ムギ「さて、このビデオなんだけど、送る前と一点だけ違う点があります。どこでしょう?」 唯「え、えーーーっと。あ、ここに何かシールが張ってある!」 ムギ「正解でーす。これ、ビ○倫さんってところで、審査をしていただいたの。それでR指定のシールを張ってもらったの」 唯「ということは……」 ビデオ視聴中 唯「おおーーー!! 逆光が無くなってる。澪ちゃんの縞パンが丸見え!!」 ムギ「そう、これで、逆光現象は打ち破られた。年齢制限のあるビデオなら、大人の事情による逆光現象は発生しない。全年齢向けに我々はこだわりすぎてたのよ」 唯「なるほどーーーー!!」 ムギ「……」 唯「……なんか、戻らないね」 ムギ「ええ、ズボンはズボンだわ。」 唯「ムギちゃんのパンツを凝視すると、逆光が発生する」 ムギ「きゃっ。……もう、唯ちゃんのえっち。 ……でも、ごめんなさい、私の推論に致命的な誤りがあったみたい。何かが欠けているのかしら。」 憂「もう、お姉ちゃんったら、またこんなところにズボンを脱ぎ散らかして……」 唯「うい~~ うい~~~」 憂「なあに、お姉ちゃん?」 唯「ういは、今のままで幸せ? 女の子がズボンを晒して歩いているような世界で平気?」 憂「へ? ズボンなんだから、当たり前じゃない……どうしたの、ヘンなお姉ちゃん」 唯「そっかー、ういも平気かー。ういが幸せなら今のままでもいいかな~」 憂「もうバカなことばかり言ってないで、もうすぐご飯だよ、お姉ちゃん」 憂「最近、けいおん部の調子はどう? お姉ちゃん」 唯「みんな、魔女目指して頑張ってるよ。けいおん部なのになんだかヘンだけど」 憂「へー、そうなんだぁ。お姉ちゃんの魔女姿、私も早くみたいなぁー」 唯「てへへへ。まあ楽しみにするがいいさ(憂も喜んでくれている。もう今のままの世界でもいいの……かな?)」 憂「はい、お姉ちゃんのお茶碗」 唯「……はっ、こ、このお茶碗は?!」 憂「いつもお姉ちゃんが使っているお気に入りのお茶碗じゃない」 唯「水色の縞縞が入った、お茶碗……」 唯「わたし、今から学校に行ってくる!!!」 澪「どうしたんだ唯、こんな時間に学校に呼び出して」 律「聡に食事を作ってやっている最中だったんだぞ」 梓「何かあったんですか、唯先輩?」 唯「……ムギちゃん、よろしくお願いします!」 ムギ「あいあいさー」 澪「あ、なんかビデオが始まった」 律「あ、これ1年の学園祭の時のビデオじゃないか」 梓「へー、そうなんですか! わたし、初めて見ます!」 律「これ、最後に澪が転んだ時だよな」 澪「もういいだろ。ちょっと転んだだけじゃないか。別にそのぐらい、どうってことないよ」 唯(澪ちゃんが、恥ずかしがってない。やっぱり、これは間違った世界だ) 律「お、演奏が終わったな」 梓「あ、澪先輩がお礼を言ってる。」 律「そして、転ぶ」 澪「てへぺろ☆」 律「あれ、これおかしい澪が転んだ画面じゃなくて、茶碗が写ってるぞ。おーい、唯、ムギ、これって」 唯「そう、これが正しい、私たちの世界なのです。さきほど、澪ちゃんのパンツ柄の茶碗を組み込んだ映像を急いでムギちゃんに作ってもらいました」 ムギ「どんとこいです」 澪・律・梓「「「正しい、私たちの世界???」」」 唯「そう、正しいけいおん部の世界「けいおん部の世界「けいおんの世界「けいおんの「けいおん…… 唯「これでやっとみんな戻れるね。 こっちの世界のムギちゃん、さようなら、本当にありがとう……」 ムギ「唯ちゃん、私こそありがとう。また会いましょう、そちらの世界で……」 … 澪「あれ……私、部室で寝ちゃってたのか……? 律、起きろ……ってうわっパンツが!」 律「うーん、なんだよ澪、うるさいなぁ……」 梓「パンツじゃないから恥ずかしくないもんです……ムニャムニャ」 唯「本当のけいおん………の世界……」 澪「みんな、起きろ!! いったいどうなってるんだ。4人とも、下半身パンツだけの格好で寝てしまっているし。……こんなところ誰かに見られたら、恥ずかしすぎる……」 唯「ああっ……頭がガンガンする……でも、みんな戻れたのかな。じーっ」 梓「なんで私のパンツを凝視するんですか、唯先輩!!」 唯「逆光が発生しない!! 私たち、ちゃんと元の世界に戻れたんだよーーーーっ、あずにゃん!!」 梓「だ、抱きつかないでくださいっ、唯先輩!」 律「ったく、どうしてみんな下半身スカートを履いてないんだよ。 ムギにでも電話して服を持ってきてもらうか?」 唯「ムギちゃん……? ムギちゃんはどうしてここにいないの?……ま、まさか」 澪「ムギは、フィンランドに旅行中だろ。確か、明日もどってくるよ」 律「そういやそっかー。じゃあ、下はジャージで帰るか」 唯「フィンランド? スオムスじゃなくて、フィンランドなんだねっ、間違いないの、澪ちゃん!!」 澪「こ、こら、身体をそんなに揺さぶるなっ」 梓「ムギ先輩の旅行先はフィンランドで間違いないですよ。唯先輩。スオムスってどこのことです?」 翌日 唯「ムギちゃん、本当に来るのかな……もし、来なかったらどうしよう……私のせいで……私がまきこんじゃったせいで」 ガラッ 澪「あっ、おはよう。久しぶりだな」 律「おはよーっす!! 元気だったか!」 教室に入ってきたのは、クリーム色の柔らかな髪をしたふんわり少女。 「ただいま~」 澪「どうしたんだ、唯。ムギだぞ。お前、会いたがってたじゃないか」 唯「……ムギちゃん、ムギちゃんなんだね……ホントのホントに」 ムギ「ただいま、唯ちゃん。久しぶり」 唯「…あれ変だな。会えてすごく嬉しいはずなのに、なんか涙が止まらない……」 ムギ「唯ちゃん、私も唯ちゃんに会えて嬉しいわ」 唯「ムギちゃーーーーん」 律「唯のやつ、泣きながらムギに抱きつきやがった。どんだけ、ムギに飢えていたんだ?」 澪「まあまあ。仲よき事は美しき哉、だろ?」 ムギ「唯ちゃん、唯ちゃんも楽しかった?」 唯「へ?」 ムギ「私はすっごく楽しかった! また行こうね、唯ちゃん!!」 唯「うんうんっ。また一緒に行こう。でも、今は……これだけ言わせて。」 唯「ムギちゃん、お帰りなさい!!」 おしまい 戻る
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…… 律「みんなおはよー!!」 梓「おはよー!」 紬「おはよう!なんだかみんなと登校するのって初めてだから、楽しみであまり眠れなかったのー…ふわぁ」 澪「おはよ…あれ?和ちゃん、唯ちゃんは?」 和「それが…」 唯「わー!!!!!みんな待ってー!!!!」 和「唯ちゃん、よく寝坊するから…」 梓「あ、憂ちゃんが言ってたよ、お姉ちゃんいつもなかなか起きないって…」 律「昨日友達になったばっかだけど…なんか唯ちゃんっぽいね」 澪「うん」クス 唯「はあ、はあ…みんな、おはよう…」 和「おはよう唯ちゃん、じゃみんな、早く行かないと!」 紬「ほんとだ、急がなきゃ!」パカ 律「紬ちゃん携帯持ってるの?かっこいい!」 梓「いいなー…」 紬「お父さんが持ってなさいって…でも友達はみんな持ってないし、あまり使わないよ」 和「うちは小学生が持つものじゃない!って言われちゃったよ」 律「うちもうちも!」 唯「紬ちゃんちのお父さんは紬ちゃんがかわいすぎるんだねぇ」ニコニコ 澪「あの…みんな急がなくていいの…?」 律「じゃーみんな!またあとでね!」 梓「うん!」 唯「それじゃ!」 和「よかった、間に合った…」 きんこんかんこん 唯「あ、先生だ」 和「じゃ唯ちゃん、席につこっか」 唯「はいよー」 さわ子「おはようございまーす、それでは出席を取ります…」 律「楽器を決めます!」 和「みんなやりたいのはある?」 紬「私ピアノやる!」 律「私は太鼓、バンドだとドラムって言うんだってお母さんが言ってた!」 梓「唯ちゃん唯ちゃん」 唯「ん?」 梓「お父さんとお母さんに聞いたらね、小学生がやるくらいだと、アコーディオンなんかいいんじゃないかって」 唯「アコーディオンって…あのなんか伸びるやつ?」 梓「うん、私と唯ちゃんでやったら、かっこいいんじゃないかって」 和「でもあれって難しいよ?唯ちゃんできる?」 唯「がんばる!」フンス 紬「澪ちゃんは…どうするの?」 澪「私…歌ってみる!」 律「おお!?」 澪「私もパパとママに言ったらね、せっかくだしやってみろって…それに、みんなもいるし」 唯「澪ちゃん…」 和「決まったみたいだね、じゃ先生のとこに行こう!」 唯澪律紬梓「おー!」 和「こうなりました」 さわ子「……」 唯澪律紬梓「……」キラキラ さわ子「(そりゃそうよね…小学生が演奏するって言ったらこういうもんじゃない…)」 和「…先生?」 さわ子「(気合い入れすぎてガチガチのヘビメタのアレンジなんて作って来ちゃったけど…さわ子、あなたは小学生相手に何をやってるのよ…)」 唯「先生動かなくなっちゃった」 梓「どうしたのかな…」 さわ子「…コホン。わかったわ、じゃこれを元に曲を考えてくるから、もう少し待っててね」 律「えー?まだできてないのー?」 紬「早く練習したいのにー…」ムギムギ さわ子「あのねぇ…曲作るのって結構大変なのよ?」 澪「そうだよ、みんな…」 唯律「はーい」シブシブ 紬「あ、それじゃあみんな今日放課後うちにきて何か練習してみる?」 梓「いいの!?」 和「でも、楽器なんてあるの?」 紬「多分みんなのぶんくらいはあるはずだよ!」 唯「やったー!」 澪「紬ちゃんち行くの、初めてだな…」ワクワク さわ子「(そういえば紬ちゃんちは…なるほど、確かにあってもおかしくないか)じゃあなるべく早く作ってくるからね、でもみんな、ちゃんと勉強もしなきゃダメよ?」 唯澪律紬梓「はーい…」シュン さわ子「ふふ、でもみんなもがんばってるからね、先生もがんばって曲作ってくるから!期待してて!」 律「大丈夫かな…?」 唯「わかんない…」 唯澪律梓和「……」ポカーン 紬「どうぞー」 唯「でっか…」 梓「近所におっきなお屋敷があるのは知ってたけど、紬ちゃんちだったんだ…」 澪「な、なんか緊張してきちゃった…」 律「おっじゃましまーす!!」 和「りっちゃん…逆にすごいなぁ…」 紬「ほらほらみんなも!遠慮しないで!」ムギムギ 紬「こっちだよー」ガチャ 唯「うわぁ…ひろーい!」 梓「楽器もピカピカだ!」 和「ほんとおっきいおうち…ってあれ?澪ちゃん、りっちゃんは?」 澪「それが…さっきから見当たらないの…」 紬「こまったなー、一度迷っちゃうとなかなか戻れないの、この家」 唯「えっ」 梓「えっ」 澪「りっちゃん…」ウルウル 和「…どうする?探す?」 唯「んー…大丈夫じゃない?帰りに探してあげれば」 紬「じゃあうちの人に探しておいてもらうね」ピポパ 梓「それより練習しようよ!練習!」 澪「え…あの…」 唯「そうそう!うわー、これがアコーディオンか…梓ちゃん持てる?」 梓「持てるもん!」プンスカ 和「こっちにちっちゃいのもあるよー」 紬「うん梓ちゃんはこっちのほうがいいかも…」 澪「…み…みんな!!」 唯「!?」 紬「澪ちゃん?どうしたの?」 澪「あの…りっちゃん、探してあげようよ…」 梓「…」 澪「りっちゃん、今ごろもしかしたら一人で怖くて泣いてるかもしれないし…それに、みんな友達なんだから、探してあげようよ…ね?」クスンクスン 和「…そうだね」 紬「友達だもん!迎えに行かなきゃね!」 梓「うん!」 唯「よし、じゃあみんなでりっちゃんを探しに行こう!」 澪「みんな…!」パァ … 律「ついたー!!」ドグァ 梓「あ、来た」 紬「よかったー」 唯「ん?りっちゃん、何持ってるの?」 律「なんか迷ってたらしつじ?のさいとうさんって人にお菓子と紅茶もらって、お菓子はみんなのぶんももらったの!」 和「え?じゃあこれ私たちのぶん?」 律「そだよ!」 紬「わぁ、ありがとうりっちゃん!」 唯「りっちゃんお手柄ー」ユイユイ 律「へへん」 澪「……」プルプル 律「ん?澪ちゃんどしたの?こっち来てお菓子食べよ」 和「そうだ、澪ちゃんりっちゃんのことすごい心配してたんだよー」 梓「探しに行かなきゃーって…すごい大声出したから、びっくりしちゃった」 律「え?そなの?」 唯「澪ちゃんはりっちゃんのことがそんなに心配だったんだね」ユイユイ 紬「澪ちゃん、かわいかったよ」ムギムギ 澪「り…りっちゃんの…」 律「ん?」 澪「りっちゃんの…ばかぁぁ…」ブワァ 律「!!な、なんだよ澪ちゃん!いきなり泣かないでよー!」 梓「み、澪ちゃん、落ち着いて…」 和「安心したら泣いちゃったのかな…」 唯「ありゃ?紬ちゃん、はなぢはなぢ」ユイユイ 紬「ごべんごべん」ムギムギ 澪「すう、すう」 梓「澪ちゃん、泣きやんだら寝ちゃったね」 律「まったく…何しに来たんだか」 紬「まあいいじゃない!明日からまた練習しよう!」ツヤツヤ 唯「うーん…」 和「ん?唯ちゃん、どうしたの?」 唯「!」ピコーン 律「ゆ、唯ちゃん…?」 梓「何かひらめいたの?」 唯「ムギちゃん!」 和「え?」 唯「今日から私、紬ちゃんのことはムギちゃんって呼ぶね!」 律「なんでいきなり…」 唯「なんかかわいいかなぁって」テヘ 紬「ありがとう唯ちゃん!とっても素敵!」 唯「ほら、ムギちゃん喜んでるよ!」 和「じゃあ…私もそう呼ぶね」ニコ 梓「いいなー…唯ちゃん、私は私は?」 唯「梓ちゃんも?んー、なんだろな…」 律「そういう流れなんだ…」 和「むー…中野梓、あずさ、あじゅしゃにゃっ…噛んじゃった」 唯「!」ピコーン 紬「ひらめいたの!?」 律「今ので!?」 梓「なんだか不安…」 唯「梓ちゃんは…あずにゃん!」 紬「あずにゃんちゃん?」 和「ちゃんはいらないんじゃないかな…」 梓「えー…なんか微妙…」 唯「そんなことないよぅ」ブー 律「そうだよ、梓ちゃんちっちゃくて猫みたいだしちょうどいいじゃん」 梓「ちっちゃいっていうなー!!」プンスコ 和「まあ、ムギちゃんはともかくあずにゃんって呼ぶのは唯ちゃんだけだから…きっと」 唯「えーなんでー?」 律「微妙だもん」 梓「微妙だもんね」 紬「私はたまに呼びたいかも…かわいいし」ムギムギ 梓「ムギちゃん!?」 唯「ほら、さすがムギちゃんはよくわかってるよ…みんなとは大違い!」ベー 和「はいはい…」 澪「ん…」モゾ 紬「あ、澪ちゃん起きそう」 梓「じゃ、今日はそろそろ帰ろうか…もう五時だし」 唯「待って!まだりっちゃんと和ちゃんのあだ名が…」 和「結構です!」 律「結構です!」 NO,Thank You! 澪「ん…私、寝ちゃってた…」 唯「澪ちゃんおはよー」 梓「よく寝てたねぇ」 律「もう五時だよ、帰ろ、澪ちゃん!」ギュッ 澪「…うん」テレ 和「それじゃあ、お邪魔しましたー」 紬「うん、また遊びに来てね!」 3
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Top 用語一覧 けいおんSS 雑談スレ けいおんSS 雑談スレ けいおんSS雑談掲示板に立つ、けいおんSSについて語るスレ。 書き手読み手を問わず多くの人がこのスレを訪れる。 しかしながら、このスレでSSの話題が上がる事は極めて稀であり、殆どがアニメや原作叩きに興じる有様である。 お前らSSの話をしろよ。 殺伐とした空気が故に、ここを訪れた人は口を揃えて言う。 「このスレに来なければよかった・・・」と。 けいおんSS 雑談スレの歴史 元々けいおんSS雑談スレはカルーアスレから派生したものであった。 当初は製作速報においても流れでカルーアの名を冠したスレタイで立てられていたが カルーアを知らない者には雑談スレとして認識できないために スレタイをけいおんSS雑談スレと改称し、Part.1からその歩みを進めることとなった。 その後、SSスレが製作速報からSS速報VIPへと移転するのに伴い、雑談スレもSS速報へと移転した。 移転されたのはPart.21のときである。 SSスレはパート速報、製作速報とたらいまわしにされていたが、いよいよ専門板が出来たことで移転も最後になると思われていた。 しかし、SS速報にも問題があった。 それは基本的に規制が行われない点である。 そのため、荒らしや埋め立てが行われても規制されることは無く、スルーする以外に対処法が無かったのである。 その問題点は雑談スレにも及び、特定書き手への粘着行為や、スレの趣旨とはかけ離れた話題の連投が問題となった。 そこで雑談スレ住民の一人が雑談専門の板を新設することを提案、 したらばBBSをレンタルしそこにけいおんSS雑談掲示板を作ったのである。 荒らしに辟易としていた住民は、ようやく最後の移転だと安堵しながらその場へ住家を移したのであった。 だが、この掲示板は一けいおんSSファンが立てたにすぎない個人板であり そういった点で今までの掲示板と性質は違った。 そのため、管理人にIPが見られることを嫌う住民や、 けいおんSSを隔離しすぎたことによる馴れ合いの空気になることを嫌がる住民は、移住を拒否した。 けいおんSS雑談スレは事実上二つに分裂することとなってしまった。 現在においてもSS速報の雑談スレをどうするか、新設掲示板の立ち位置などで揉めている状況である。 関連用語 語り 晒し
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唯「行こう!」 紬「じゃあ映画館を貸し切りましょ♪」 唯「やったー!」 律「金持ちすげーな!」 澪「いいのか?ムギ」 紬「ええ、周りを気にせずお喋りしながら観ましょ」 梓「贅沢ですね」 唯「楽しみ~」 映画館 唯「ムギちゃんありがとー」 紬「いいのよ」 憂「私たちまでありがとうございます」 純「楽しみだね!」 さわ子「私の活躍に期待ね!」 和「それにしても大勢いるわね」 姫子「私たちまで来て良かったの?」 紬「いいのいいの♪」 いちご「…」 風子「皆で映画なんて嬉しい」 エリ「どんな映画なのかな!」 アカネ「私たちはちゃんと出てくるのかな?」 三花「きっと大活躍だよ~」 信代「ポップコーン買お」 キミ子「…」 圭子「どんな映画なんだろう」 春菜(彼氏と来たかった) 唯「あ、暗くなった」 紬「始まるわ~」 律「予告がな」 澪「予告も結構楽しみなんだよな」 梓「あ、荒川アンダーザブリッジですね」 唯「面白そう!」 梓「実写は認めません」 唯「逆転裁判観に行こうね!」 澪「結構良さそうだな」 律「ベルセルクだ」 紬「かっこいいわね!」 梓「ガッツー!」 唯「ロボG?」 律「サイボーグじいちゃんGの映画版?」 梓「違うと思います」 梓「吉高はガンツとカイジやっときゃいいんです」 唯「フェアリーテイル映画になるんだね」 澪「どうなんだろう」 梓「真島ヒロ(笑)」 律「.hackだ」 紬「時をかける少女と同じ匂いがするわ」 唯「あ、ホントに始まるよ!」 唯「京都アニメーション、だって」 ジリリリリリリリ 唯「うわあああああ!」 澪「一期一話と同じ始まり方だ!」 律「テンションあがるなー!」 紬「写真が変わってるのねー」 梓「平沢チキンは健在ですね」 朝!? 唯「私起きた!」 唯「タイトルがなんかカッコイイ!」 澪「ドクロ!?」 律「あ、始まった」 紬「え!?」 梓「なんですかこれ!」 唯「新曲!?」 律「うおーカッコイイじゃん!」 紬「みんな素敵!」 唯「すごい!」 スカイハーイ! 唯「りっちゃんドラム叩いてた?」 律「そう言われると」 澪「まさか…」 梓「あ、なんか始まりましたね」 唯「なんかシリアスだね」 けいおん部は解散しちゃうかも… 紬「何言ってるの私!」 正直もう…ふわふわしてるのはキツイんだよ どの口が言うー! 姫子「あははは!」 三花「さすがけいおん部だね!」 いちご「ふわふわしてないと…キツイ」 純「唯先輩は面白いなー」 ふけるもん!ハーモニカふけるもん! じゃあ吹いてみて ごめんなさいふけません 和「ふふっ」 律「ははは、あったあった」 唯「懐かしいなー」 一つ覚えたら一つ忘れる唯が音楽性? 澪「棒読みすぎるだろ私…」 唯「あーこれって」 律「あ、やっぱり」 紬「お芝居だったのね」 梓「やっぱり先輩は先輩でしたね」 唯「ぐぬぬ」 唯「あ、OPかな?」 律「運命はエンドレスじゃないんだ」 澪「なんかのほほんとした曲だな」 紬「可愛らしい曲ね」 梓「けいおんのOPっぽくはないですね」 唯「あずにゃんの拗ねた顔が可愛い!」 紬「ぷーって怒ってるわ!」 アカネ「梓ちゃんかわいー」 梓「そ、そんなこと」 うふうふー 梓「うおおおおおお!」ガタン 憂「お姉ちゃあああああああん!!」ガタン 姫子「唯最高ー!」 紬「今のは反則級に可愛いわ!」 唯「いやー」 澪「律だって梓の頭をポンッて!」 律「な、なんだよ」 澪「律ー!結婚してくれー!!」 律「何言ってんだ!」 あ~あ~ See you good bye また出会って hello 梓「あああああああああ!!!」 憂「うわあああああああああ!!!」 姫子「唯ー!!!」 和「可愛い」 紬「唯ちゃーん!!!」 律「今のは可愛いなー」 澪「うっ、確かに可愛かった」 唯「えへへ」 らんらんらんらん… わーわー ジャッジャーン 唯「可愛いOPだったね」 澪「いい始まりだな」 律「こっからが本番だ」 紬「もうこの時点で十分楽しめたわ」 梓「唯先輩!唯先輩!」 唯「あずにゃん落ち着いて」 第一部完 唯「留年するの?私」 律「さわちゃんどうなの?」 さわ子「どうだったかしら」 あ、いま漢字で言った 澪「?」 紬「よろしく、を漢字で言ったんじゃない?」 律「夜露死苦ってやつか」 唯「初見じゃ分からないかもねー」 私、最後に先輩らしい事したい 唯「私良い事言うね」 澪「なんか白く靄がかかったような演出だ」 律「いい感じじゃん」 紬「もう既に泣きそう」 梓「なんですか?先輩らしい事って」 唯「あ~どうしよう」 澪「こっちの梓にはバレちゃうのか」 律「仕方ないか」 あ~もう部室に帰れない~ 唯「あずにゃんが飴ちゃんの袋拾っちゃうから」 梓「唯先輩ってそういうの本気なのかどうなのかたまに分からなくなります」 律「私が持ってる雑誌きららなんだな」 澪「ほんとだ」 紬「ねえ皆」 唯「なにムギちゃん」 紬「どうしてパンツが見えないの?」 唯「?」 紬「だってそうじゃない?」 紬「この体勢って確実にパンツが見えるでしょ?」 紬「スカートの下部分が重力に逆らってるじゃない」 紬「カチカチのスカートなんておかしいわ!」ガタン 姫子「唯のパンツ見せて!」 憂「そうだそうだー」 澪「律のパンツ見せろー」 梓「パンツ!パンツ!」 唯「もう、けいおんはそういうアニメじゃないの!」 律「そうそう、けいおんはそういうのの域を脱したんだ」 和ちゃんおはよー 唯「あっ」 澪「あ」 唯「私今風子ちゃんの事無視した…よね」 和「私にしか挨拶してない…ように見えるわね」 風子「そんなことないよ」 風子「ちゃんと私にもおはようって言ってくれたよ」 唯「風子ちゃんごめんね」 風子「謝られるような事はなかったでしょ」 唯「う、うん」 唯(でも何なのこのシーンは) 三花「あ、私たちだ!」 アカネ「ホントだ!結構ずっと写ってるね」 エリ「嬉しいなー」 唯「ホントにハワイ行くの?」 三花「どうしよっか」 エリ「ホントに行っちゃおうか」 アカネ「ハワイは新婚旅行で行きたいなー」 三花「新婚旅行なんてアカネ大胆だね~」 アカネ「いつかの話!」 エリ「アカネ可愛い~」 春菜(彼氏と行きたいなー) ってダーメ!よそはよそ、うちはうち! それより梓へのプレゼント考えないとな 梓「私へのプレゼント?」 律「ああ~こっちの梓にバレる~」 唯「りっちゃんって意外とちゃんとしてるよね」 紬「さすが部長ね」 律「そうだろそうだろ」 というわけで~ 卒業旅行に~ 行きたいと思います! 唯「やっと本題だね」 紬「りっちゃん可愛いわ~」 澪「てへぺろやってる律可愛いよ」 律「うるせー!」 梓「日本編長いですねー」 ってダーメ! 梓へのプレゼントを考えるんだろ 律「澪ひでー」 澪「だ、だって」 唯「あ、ムギちゃんが一瞬すごく悲しそうな顔したよ」 紬「卒業旅行行きたいな…」シュン 澪「私の馬鹿!ムギを泣かすなんて!」 梓「まあまあ」 唯「あ、あずにゃんが部室にきた」 澪「プレゼントの話をしてると来るんだよな」 律「まったく」 梓「な、なんですか」 じゃあ~卒業旅行に行きたくない人! しーん とーんちゃん コンコン 唯「あ、今あずにゃん可愛かった」 澪「とんちゃん大好きなんだな」 紬「とーんちゃんって言い方とガラスを叩く音がたまらないわね」 梓「なんか照れますね」 きーまりじゃん! 未完結 戻る
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1 2 2010/10/25 ※クロス・参考:ゴジラ http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288014161/l50 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 何か色々投げっぷりと工夫とが混在してるのが面白いな。 うんたんじゃないだろ(笑) -- (名無しさん) 2015-05-23 23 54 46 最後のは憂の願望だろ -- (名無しさん) 2012-07-28 18 08 50 ラスト、澪はいいが律と梓はスルーされてるwww 澪がモスラなら律はアンギラス、梓はクモンガとカマキラス→合体してアズゴキラスにしてw 補足だけどメカムギちゃんより紬にはキングギドラでもよかったかも -- (名無し) 2012-07-17 14 46 48 梓「見た目もまんまムギ先輩ですね…」 …マジかよwww -- (あずキャット) 2012-03-16 10 50 43 ゴジラとけいおん!がコラボすればもう無敵。 -- (名無しさん) 2011-09-28 07 59 29 けいおん!とゴジラのコラボレーション、求む! -- (怪獣男) 2011-09-05 22 10 13 2012年の新作楽しみだ。 -- (20世紀少年) 2011-08-17 16 32 45 唯がゴジラと戦うSS無かったっけ? -- (名無しさん) 2011-08-09 19 04 56 続編希望……! -- (名無しさん) 2011-07-14 22 58 16 なんか色々ワロタwww -- (名無しさん) 2011-07-11 01 13 04
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池沼唯とムギの恋(その3) ================== 月曜日 ガラガラガラ 梓「ふぅ。みんなおはよー。眠い…」 憂「あ、梓ちゃんおはよう。見て見て。今朝学校に来たらね、校舎中にこんなビラが貼ってあったの!」 憂はどこか嫌味な形に口を歪め、梓の肩を抱くと一枚の紙を手渡した。 『桜が丘女子高等学校の音楽教師、山中さわ子は天使の障碍者、平沢唯を虐待・差別したあげく 琴吹紬と淫行に及ぶ淫売につき即刻解雇すべし! 知的障碍者差別是正運動の会(仮称)一同』 赤いマジックで汚らしく書き殴ってある。 ビラに目を通した梓が絶句すると、勝ち誇るように言った。 憂「一体誰がこんな手の込んだことしたのかしら。やっぱり正義の味方っているのかしらねぇw」 梓「憂…あなた―」 女子A「でもさー山中先生×琴吹先輩ってむしろおいしいよね」 女子B「凛とした山中先生とお嬢様な琴吹先輩の身分を超えた恋!」 女子C「萌えるね」 女子A「でしょ?」 女子C「それにこの天使のしょうとくしゃ?平沢唯ってあの有名な池沼でしょ?ほらあの大ブブブー事件の」 女子B「大ブブブー事件ってまさか…」 女子A「池沼が学校中にうんちをまき散らして一週間学校が休学になったっていうあの…」 女子C「そうそう。私、部活の先輩から聞いたもん。先輩たちの中では池沼の唯豚とかって伝説になってるらしいよ」 女子A「通り名までついちゃってるんだ。しかも豚てw」 女子C「なんか豚みたいな体格してるうえに豚って罵ると大喜びするんだってw」 女子B「話を聞いてるだけだと笑えるけど本物には絶対会いたくないよね」 女子AC「うんうん」 女子B「もちろん知的障害者の人みんなが悪いわけじゃないけど、そこまでいくと差別されても仕方ない気がするな」 女子A「池沼だからうんち漏らしていいってわけじゃないもんねぇ。そもそも不当じゃないのに差別っていうのがおかしいよね」 女子B「豚みたいな池沼でしかも豚が好きなら養豚場で暮らせばいいのに」 女子C「でもお肉は絶対食べたくないw」 女子A「たしかにw」 憂「くっ、本当に馬鹿ばっかりね!」 梓は憂を睨みつけたが、憂は素知らぬ顔で席に座って教科書を開いた。 ――― さわちゃん「失礼します」 教頭「何の話かはわかっているね?」 さわ「はい」 教頭「まったく…。だから私は池沼学校を作るなんて反対だったんだ。 目先のことしか見えない偽善の狸どものせいで私が尻拭いしなくちゃならん。まぁそれはいい」 教頭は例のビラと紬とさわ子のデート中の写真(職員室の扉に貼られていた)を取り出して机に置いた。 教頭「池沼唯を虐待云々はむしろボーナスをやってもいいくらいだが、淫行はいかんよ山中先生。 しかもよりによって琴吹家のご令嬢が相手とは…。やるならバレないようにやりたまえ」 さわ子は下品な揶揄には答えず黙っている。 教頭「うちは私立校だ。しかも名門の女子高だ。評判の商売なんだよ。 きみも社会人ならそれはわかるね。一応聞いておくがここに書いてあることは事実かね?」 教頭はいやらしい笑みを作って言う。 さわ「はい。すべて事実です」 教頭「羨ましい限りだねまったく…。私もおこぼれに与りたいものだな。ひひっ しかしだ、しかしこれが琴吹家のご父兄の耳に入ってみろ。くそっ俺がクビになったら責任取ってくれるのかね山中先生! まったく…私は個人的に山中先生には目をかけていたというのに…くそっ! …だが幸いにも琴吹家はお嬢様の教育を全面的にうちに任せておられる。 どうかね君の方から紬さんに事を荒立てないよう口添えしてもらえないだろうか。そしたら穏便に辞めさせてあげよう」 さわ「むぎ…琴吹さんも騒ぎにすることは望んでいないはずです。謝罪も私に行かせてください。」 教頭「はっ!それで終わればいいがね!まったく…」 さわ「教頭先生に一つだけお願いがあります。聞いていただけないでしょうか」 教頭「それを聞いたら今晩2人で食事に行けたりするのかな?ふひっ」 さわ「いいえ、それはお断りします」 教頭「まったく、ユーモアも解さないのかね山中先生は!さっさと言って出て行きたまえ。まったく…」 ――― ガラガラガラ 紬「さわちゃん!」 さわ「ムギちゃん…どうして…授業中でしょ?」 紬「そんなことはどうでもいいです!その…偉い人に何か言われたりしたんですか…?」 さわ「まぁ…ね。私も一応社会人だからね、責任は取らないと。」 紬「そんな…!悪いのは私です!私が無理矢理…。さわちゃんは何も悪くないです。ぐすっ」 さわ「そんなこと言わないで。私もムギちゃんに好きって言ってもらえてすごく嬉しかったんだから。でも…ね。 教師が生徒を傷つけるなんて。ごめんね、ダメだね私。」 紬「ふぐっ私が…私が…」 さわ「ごめんね…。明日、ムギちゃんのご両親にお詫びに行くわ」 紬「お詫びって…何を謝るの?」 さわ「その、色々ご心配をおかけしちゃったから…」 紬「パパもママも関係ないです!私、ほんとにさわちゃんのこと好きだったんだよ?謝ったりしないでよぉ」 さわ「ムギちゃん…」 さわ子は紬の肩を撫でると、背中を向けた。 さわ(最後ぐらい大人で、教師でいないと) 紬「お願い、行かないで、さわちゃん」 紬がさわ子の背中に縋り付いた。 さわ「ごめんね…。これからいい恋をたくさんして、もっともっと綺麗になってね」 さわ子が紬の手を握って言う。 さわ「それと、軽音部は同窓会として存続させてもらえることになったから。 部費は出なくなっちゃうかもしれないけど、文化祭にも出られるわ。 いい先生がいたら顧問になってもらってね。それじゃ、さよなら、ムギちゃん」 さわ子は早口に言い終えると、紬の手を離して歩き出した。 もう零れる涙をとどめることはできなかった。 紬「さわちゃん!先生!うわぁぁああん」 紬は顔を覆って号泣した。生まれて初めて味わう喪失だった。 ――― 憂「あらあら、フラれちゃたみたいですねぇw」 肩を震わせてしゃくりあげる紬の背後から、いつの間にか現れた憂がさも嬉しそうに言った。 憂「やっぱりあのビラの件ですかぁ?一体誰があんなことしたんですかねぇ。 でもぉ知的障碍者を差別するような人が教師になるっていうのがぁそもそも間違いですよねぇ~。 天罰っていうんですかねこういうのw琴吹先輩もォああいう悪い大人と一緒にいたら心が汚れちゃいますよぉ? 気を付けてくださいねぇ。ハハッ」 憂は拳を握りしめて俯く紬の顔を満面の笑みで覗き込むと、満足げに高笑いして去って行った。 紬は憂が去ってからもその場を動けずにいた。 硬く握りしめた拳からは血がしたたり落ちている。 紬「絶対に許さないッ…!」 紬がそうつぶやいたとき、涙は止まっていた。 ――― 一方その頃のなかよし学級では… 唯「あ~う~ぶーぶーいいこいいこれす(^oo^)」 たかし「ゆいぶたがおもちゃもってきてる!」 唯「あう?ゆいおもちゃもってないれすよ( oo )」 たかし「もってるじゃねーか!がっこうにおもちゃもってきちゃいけないんだぞ!」 唯「んひぃっ("oo") ゆいのぶーぶーおともらちれす!たかしくぶーぶーかえす!("oo")」 たかし「うるさい!せんせいのかわりにおしおきする!」 ドカッボキャ びぇぇぇーーーん!!ゆいのぶたさーーん!! ("oo") ____ ,,. ´ \ > ハ ∠ / i i i ! / ト ,/l |i . ! ! .| .ト.|/ l ト\ l ! .|/ , | l. __ ∨\|.___丶i .| ハ / / ∨(O) (O ) |\|ヽ ハ /_ .〈 〉〈 〈 (O O)〈 〈 |/|丿 __l 〈 丶 ( 〉 〉.i ⌒ヽ 〉 〉 .ノ _| _/ \ \_〈_ ゝ_ノ _〈./ /\/ / , / l∨l / \ グシャ !_ _ ,____\/ノl./ \ ____〈 )/ ̄ \\/ \ |\ ゞ ()<>_/ _ ハ \ \ (^oo^)\ に| / ハ \ \___ \└--‐‐‐"~\ ┌─┐ /ゝ \| 巛 )___,, -‐┤. ゝ__ノ/ヽ ゝ いつもの日常が繰り返されていた。 ============ 一週間後・平沢家 唯「うんたん♪うんたん♪うーい!ゆいうんたんじょーずでつよ(^q^)/ うんたん♪うんたん♪」 憂「お姉ちゃんうんたん上手ね~♪」 唯「あうあうー!うんたん!うんたん!うんたん!うんたん!ゆいはうんたん♪じょーず!(^q^)」 憂はいつもは軽くあしらう唯のうんたん上手アピールをよいしょした。 すこぶる機嫌がよかったからである。 件のビラ事件の後、音楽教師、山中さわ子は退職した。一身上の都合と説明されたが、だれがどう見ても引責辞職であった。 そしてもう一人の標的である紬も、あれから学校に来ていなかった。 ここまで効果があると思っていなかった憂はほくそ笑む。 憂「さーて、次は何をしようかしらね。梓ちゃんでもいじめようかしらw」 あれ以来、梓は憂に対して露骨に敵意を見せるようになった。 会話はもちろん目を合わせようともしない。 二人の共通の友人である純も梓の側に立ったようで同じ態度を取っている。 憂(ま、いつものことだしどうでもいいけどね) 実際、憂には今まで本当の意味で友人と言える存在は一人もいなかった。 仲良くなっても、すぐに離れていく。 原因はいつも直接的にも間接的にも唯であった。 唯「あうー!あずなん!ゆいあずなんつきでつ!ムチュウ(^ε^) 」 憂「ププッ。そうだ下駄箱にお姉ちゃんのオムツを入れてやろうwあーこれ登校拒否っちゃうかもw」 ピンポーン ?「宅急便でーす!」 憂「あらあら。噂をすればお姉ちゃんのオムツだわ。はーい今行きまーす」ドタドタドタ いつもの介護用オムツ(特大サイズ)の宅配だと思った憂は何の疑問も抱かずドアを開けた。 ガチャ バチバチバチッ ドアの先には二人の男がいた。宅急便って二人で来るものだっけと思ったときにはもう憂の意識は飛んでいた。 ============ A「お嬢様、準備はすべて終わりました。ご注文の品も揃えてあります」 紬「本当にありがとうございました。私の我がままに付き合わせてしまって…」 A「いえそんな。私はお嬢様に命を救われた身ですから。お嬢様のためならこの身を張る覚悟です。 それにこの池沼どもはお嬢様にとんでもないご迷惑をかけたとか…。何回殺しても足りないぐらいですよ」 紬「本当にごめんなさい。一生に一度の我がままにします。それでは何かあったらお呼びしますね」 A「はい。それじゃ詰所で待機しとります」 ここは琴吹家の所有する秘密の地下施設である。 学校の教室を一回り大きくしたような正方形で、右側に大きな横長の鏡があるほかは威圧感を感じさせるような暗色の壁があるだけの殺風景な部屋だった。 左右の壁に一つずつドアがついている。 唯「ぐがぁああああぶおもお゛お゛おおおぶすぴー(-q-)」 そこに耳障り極まりないいびきをまき散らす池沼唯とラフな服装をした紬がいた。 紬「さて、まずは憂ちゃんかしらね」 紬は右側の壁についているドアを開けた。 ガチャ 中はちょうど音楽準備室のような縦長のやや手狭な暗い部屋だった。壁際に畳んだパイプ椅子とプラスチックの収納ボックスが置いてある。 先ほどの部屋にあった鏡はマジックミラーになっているようで、こちらからは大の字に寝た唯の姿が見えた。 床には手錠をされ右足に足かせをつけられた憂が転がっている。こちらは麻酔で眠らされていた。 紬「憂ちゃーん起きてー。朝ですよ~」 紬が憂の体を揺する。 憂「う~ん…。あれ…私…な、琴吹先輩!」 目覚めた憂は当然のことながら目の前にいる紬に仰天した。 紬「ふふっ。憂ちゃんおはよー」 憂「何これっ…どっどういうことですか!?こんな、か、監禁?誘拐?こんなことが許されると思ってるんですか!?何をするつもり…?訴えますよ!」 さすがの憂も見知らぬ部屋で拘束され、目の前で紬が不敵な笑みを浮かべているこの状況にパニックになっている。 紬「うーん別に解体して豚の餌にしたりするわけじゃないから安心して。ぶったり蹴ったりしないことも約束するし、遅くても明日中には必ず解放するわ。 トイレは後ろにあるし、着替えも食糧も水もそこのボックスに入ってる。まぁ貧相な内容で申し訳ないけれど。他にいるものがあれば何でも持ってきてあげる」 憂「そんな…。い、一体何が目的でこんなこと!こ、こんなことして許されるとでも―」 紬「それは自分の胸に聞いてほしいな。まぁそれはともかくあれを見て、憂ちゃん」 紬はそう言ってマジックミラーの先にいる唯を指さす。 憂「お姉ちゃん!?お姉ちゃん!!大丈夫なの!?お姉ちゃん!返事をして!」 紬「鬱陶しいいびきをかいて寝ているだけよ。心配しないで」 壁際にあるボタンを押すと、向こうの部屋の音声がこちらに流れてきた。 唯「ぶんごお゛お゛お゛お゛お゛お゛むふぅゆいはうんたん…ぶたさんんごお゛お゛お(-q-)」 憂「お姉ちゃん…。お姉ちゃんに何かしたら絶対許しませんから。人権擁護委員会に訴えて琴吹グループの地位を失墜させてやります。覚悟してくださいよ」 紬「そんな~。私はただ唯ちゃんと遊ぼうっていうだけよ?憂ちゃんにはそれを見てもらうだけ。解放したら訴訟でも人権擁護でも好きにしていいわ。私は止めないから」 憂「くっ絶対後悔させてやりますからね…」 憂は先ほどのパニックが嘘のように敵意をむき出しにしている。紬はそれを見てほくそ笑んだ。 憂はまだ喧嘩を売る相手を間違えたことに気付いていない。もっとも気付いたところですでに手遅れなのだが…。 紬「あ、そうそう。このボタンを押して話したら私のイヤホンに届くから。何かあったらそれで呼んで頂戴。じゃ、また後でね」 紬はそれだけ言うと小部屋を出て鍵をかけた。 (その4)へ続く (その2)へ戻る 池沼唯SS一覧へ戻る カウンター 今日 - 昨日 -